An Ordinary Week

2025年5月第1週の週報

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今週から(「可能な限り」という巨大なアスタリスクつきで)週報を書いていこうと思います。せっかく日報もつけてるわけだしな。

世の中では大型連休(この投稿を未来から読んでいる人向けに付記しておくとこれはまったくの嘘で、実際には小型連休と中型連休がバラバラにやってきただけだった)ということになっているわけですが、みなさんはいかがお過ごしでしょうか。家の中で になったりしてはいないでしょうか。あるいは孤独に震えたりしてはいないでしょうか。

そういうわたしの元にも12日間にわたる超巨星級の連休がやってきており、いまは連休の終盤を過ごしています。ということで連休中にやったことの話をしていくわよ。

いちばんデカかったのはやっぱりSkebで依頼をいただいたイラストの制作ですね。依頼自体は連休に入る10日以上前にいただいていたのですが、頑張って描いてたら30時間くらいかかってしまい、連休中の納品になりました。というかこれ納品したの3日前なのか。超巨星級の連休が時間の流れを歪曲させているのを感じる。

もともとは「財政難で新刊が刷れるか怪しいのでSkebやります」という名目で開けていたのもあって「5月6月は執筆に専念するぞ!」と納品直後に依頼受付を締め切ったのですが、よく考えたらまだ予算に不安があることがわかって「どうしよう……(どうする?)」となった。この連休で時間あたり進捗の感覚を把握したら受付再開したりしなかったりしようと思います。

あとtachibanai.oneのメンテをして、フレームワークをAstroからSvelteKitに戻しました。Astroも悪いフレームワークというわけではないのですが、静的Webサイトはナビゲーションのたびに「ページをダウンロードする→パースする→ページ全体をレンダリングしなおす」という手間が発生するんですよね。そのためファーストビューの速さに対してページ遷移が想像よりやや遅いのが地味に気になり続けており、結果的にフレームワークを戻すことにしたというわけです。代償としてコンテンツ管理機能が失われたので、いままでに制作した作品のページはしばらく閉鎖という処置を取っています。就活するときは応募先にポートフォリオを送るので別にいいかという気もしますが。

新しいトップページ。いいでしょ
新しいトップページ。いいでしょ

サイトの読み方は特に決めていません。見たままで読むなら「ストラクション」とかでしょうか。わたしは脳内で「アンダー・アスター・ストラクション」と読んでいます。

そのあとは……家でパソコンをしたり、家でゲームをしたり、家でアニメを観たりといったカスの生活を送っていたら連休最後の3日になっていました。家の中で病気になったり孤独に震えたりしてるの全員わたしです。一回マジで死状態になったので旅行に行って起死回生を図るか、と思ったんですが、いまが1年でもっとも旅行に向かない時期だということを思い出してあえなく却下になりました。でもさすがに12日間の休暇のうち外に出たのは買い物だけというのは情けなさすぎるので、残り3日のうちに街まで本を買いに行ったりおいしいものを食べに行ったりといった文化的活動をしようかな。

『機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス) 』と『LAZARUS ラザロ』はどっちもおもしろすぎるのでオタクのみなさんは全員観たほうがいい。病気でアニメを観られないみなさんは元気になったら観てください。ただ、ジークアクスを観る場合はXのおすすめTLを開かないほうがいいです。ジークアクスはTVと各配信サービスで(それぞれのサービスの間ですら)放送・配信日がバラバラなので、契約しているサービスの配信日が来るまでに全身をネタバレに灼かれて死に至るおそれがあります。作品名でキーワードミュートしてもそれらを含まないポストや画像などがすり抜けてくるので、ネタバレを見ると冷酷無比な殺人マシーンになってしまうタイプの方は水曜日から金曜日にかけてSNSを開かないのをおすすめします。こういうのってLLMの小型高性能化が十分に進んだらなんとかなるんでしょうか。というかはやくなんとかなってほしい。頼むぜ。

イベントクエストが来てると聞いて1か月くらいぶりにやったけどやっぱりモンハンワイルズはおもしろいですね、的なことを書こうとしてからこのブログで一度もその話をしたことがないのに気付いた。モンハンワイルズはおもしろいです。「モンスターが弱すぎる」とか「素材集めが楽すぎてすぐに楽しみがなくなってしまう」とかいった批判はあるし、実際わたしもまったくそう思っていないわけではない。でもモンスターをボコスカ殴る爽快感マシマシの戦闘は健在だし、メインストーリーだけで30から50時間くらい遊べるので、1万円の価値はあると思います。無料アップデートで新要素もどんどん増えてるしな。

ただハンマーがかわいそうなくらい弱いのだけはなんとかしてあげてほしい。いちおう今月のアップデートで上方修正が入ったりはしたそうなのですが、歴戦のハンマーやさんをやっているフォロワーさんに聞いたら「なんか段階的に修正が入ってるらしいけどぜんぜん体感できないですね」とのことでした。どうして……。しかも上方修正の告知タイミング自体は4月のアプデについての発表と同時だったのに、なぜか5月のアプデで反映予定(具体的な修正内容は発表なし)という意味不明な仕打ちを受けている。4月のアプデが配信されたときに「いや~ハンマーも修正されてよかったですね!わたしもう自分のことのようにうれしくて!」「みんな勘違いしてるけどまだハンマーにはなんのアプデも入ってないんですよ(泣)」「エェーッ!?」というやり取りが発生したのほんとうに悲しすぎるだろ。


タスク管理についての500mLさんの記事を読んで「わたしもタスクをマネージしていく必要がある」と思ったので、きょうからClickUpを始めました。日常生活の中で「これあとでやらないとな」と思ったことをメモする習慣がないので(そんなんでよくいままで生きてこられたな)ボードがスカスカなのですが、こういう感じでタスクを分類しています。

「いつやるか」を軸にしたカンバンボードにタスクを分類している
「いつやるか」を軸にしたカンバンボードにタスクを分類している

ClickUpを選ぶまでの流れは以下のとおり:

  1. まず初めにマイクロゴール法(タスクを小さなステップに分解するやつ)に加えて、最近知ったタスク管理の手法のアイゼンハワー・マトリクス(タスクを重要度と緊急度の2軸で分類するやつ)を金のハンマーとしてこの世のすべてに適用したいというモチベーションがあった
  2. そこで「重要度+緊急度みたいに複数のプロパティを組み合わせてカンバンのグループを作れる」という要件でGemini 2.5 Proさんにタスク管理ツールを探してもらった
  3. そして、その調査レポートの中で「ClickUpがおすすめ」と書いてあった
  4. なるほどね

サインアップ時の「このツールのことをどこで知りましたか?」というアンケートにも「GeminiのDeep Researchです」と書いたので、いまごろ太平洋の向こうでは会社の偉い人が新しい時代 の息吹を感じていることでしょう。

……という流れを経て意気揚々と「ハッハッハ こいつでカンバンボード上にアイゼンハワー・マトリクスを作ってやるぜ」とアプリをインストールしてみたものの、機能が豊富すぎて「?」となってしまった。でもいろいろ考えているうちにアイゼンハワー・マトリクスは別にやらなくていいということがわかってきて、結果的にまあええかとなった。なぜなら優先度が不明なタスクたちを抽象的で大きなグループとして扱うアイゼンハワー・マトリクスと、やるべきタスクだけを具体的で小さなグループとして扱うマイクロゴール法は相性が悪すぎるため。日常生活のタスクは会社で発生するタスクと違って「重要でも緊急でもないのでやらなくてよい」とか「重要だが緊急ではないので手の空いている人に移譲すべき」とかの意思決定をする余地がないので、タスクが4つの象限に分かれても特にうれしくないんですよね。直近でやるべきことをできるだけ詳細に書く、という観点でタスクを管理するにはマイクロゴールを使うほうがよく、それには”When”を軸にしたカンバンボードを単体で運用するほうが適しています。

ただし、直近のタスクだけをリストアップする方法だと「数週間かかるタイプのタスクがずっとリマインダーに居座っててストレスになる」みたいなことがなくなる一方、当然の原理として普通に数週間後の大事な予定を忘れる(わたしや君たちのようなぼんやりものは特に)というリスクがある。それを避けるためにも別枠で数日前にリマインド通知が飛んでくるカレンダーみたいなのを普段見ないところに設置したりしておくとよいとされています[誰によって?]


相互リンクのコーナーに500mLさんのホームページが増えました。あちら側のリンク集にもわたしのサイトを載せていただいています。ぜんぜん積極的に発信しないので誰も気付いていない説があるのですが、いんたーねっと☆えくすぷろーらー!では常に相互リンクを募集しています。詳しくはAboutページからどうぞ。

こんなもんか。ひとつの話題について2000文字くらい使って掘り下げる文章を書きたかったのに、結果としていつもどおりの段落ごとに話題が変わる投稿になってしまった。こんどはちゃんと来週までに話題を考えておきます。みなさんも長めの文章を書いて個人サイトに投稿してみてはいかがでしょうか。

それでは。